先日りぼの夢を見ました。
まるでドラマ見てるみたいな感じで私は傍観者。やったらリアルで内容は超シリアスなのには起きて笑えたが、面白そうなんで大まかな設定そのままに小話一本作ってみました。
くだらない。と誰かが言った。
闇に紛れたその姿は、誰だか分からなかったけれど…――。
【闇が喰らう】
失敗した。負けた。
引き上げてきてしまった。
だけどそれは向こうも同じだったりするので、今は戦略を練り直している状態だろう。
つまり、実質の所は引き分けなのだが、如何せん主要戦力組のほとんどが重傷。
つまり、状況的には明らかにこちらが不利。
次に攻め入られたら確実にやられてしまうのは、誰だって分かっている。
だから、どうにかしないといけないのに。
目の前では雲雀さんとディーノさんが、次の戦いに備えて話し合っている。
お兄さんや山本はICUに入ったまま。
獄寺くんやクロームも怪我だらけで酷く憔悴している。
嗚呼、どうしてこうなってしまったんだろう。
考えても出ない事を、馬鹿みたいに繰り返し悩んでしまう。
そんな時、ふと耳鳴りの様なものがしたと思えば、不意に周りが黒く染まる。
目の前には誰かいるみたいだけど、あまりの暗さで姿は見えない。
不意に、その人は言葉を紡いだ。
『弱い者は必要ない』
その声は酷く冷たく、他者を簡単に引き離せる様な声だった。
嫌だ。
俺は嫌だ。
まだきっと何とか出来る筈なんだ。
根拠の無い言葉しか出てこないけれど、俺は必死にその人に叫んだ。
だけどその人は小さくため息を吐いて、闇の中に消えていった。
「…ぁ、」
同時に、かくん、と力が抜けて、情けなく地べたに座り込んでしまう。
次の瞬間には闇が消えて、景色が戻ってきた。
見渡せば、みんなが心配そうに声を掛けてくれるから、小さく笑って「大丈夫」と言った。
──のに、身体が言うことを聞かない。
立ち上がりたいのに、立ち上がれない。
まるで金縛りにあったみたいに。
そんな俺に気付いたのか、ディーノさんがにっこりと笑って手を差し出してくれた。
「ほら、ツナ。平気かー?」
「(…ぁ、)」
その手に捕まろうと思うのに、手が動かない上に声も出ないなんて。
…自分の身体なのに言うことを聞かないのが気持ち悪い。
そう思っていた瞬間、
「ありがとう、ディーノさん」
(…っ!?)
自分の口から自分の意志以外で発せられた言葉に驚いた。
自分の声なのに、違う、誰かの言葉に戸惑い、思い出す。
──あの闇の中にいた人の事を。
その間にも手は勝手に動き、ディーノさんの手を掴んで立ち上がる身体。
まるでコクピットから下ろされ、他者が操っているのを視界で確認しているような、変な感じ。
『後は私に任せるといい。お前は少しの間、眠りなさい』
そんな優しく甘い言葉が脳内に響く。
駄目だ、とか、止めて、とか、言いたい事は沢山あったのに、急激に襲ってきた眠気に勝てずに視界はブラックアウトした。
────…
]世の意識が途絶えて、完全に身体のコントロールが私に移る。
“仲間”が傷ついた事に心を痛めていた]世。
あの子は優しすぎるから駄目だ。
弱き者は排除すべきだとわかっていない。
ゆっくりと周りを見渡せば、]世が私になった事に気付いていない輩ばかり。
呆れながら近くにあった窓を見れば、そこには瞳が金色に変わった《私》らしい笑みを浮かべている]世の姿。
くすりと小さく笑い、まずはこの場の片付けをする事に思考を切り替えた。
さあ、]世。
存分にこの身体を使わせて貰うぞ。
空が闇に飲み込まれた日。
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―――――
見た夢を大まかに言えば、白蘭との抗争でピンチになってるボンゴレ。ツナが脳内でパニクってるとこに初代が呆れて、ツナを乗っ取って支配権交代。
初代は冷酷無慈悲で敵味方問わず全滅させちゃって、ツナが壊れちゃうというバッドエンド(笑)
あんまりにリアルだったんで未だに忘れてません。( ̄▽ ̄;)