福島からの贈り物 ベイリービーズ

日食用語にベイリービーズというのがあります。
太陽と月がちょうどギリギリに重なる時、月面の凸凹が太陽の光を美しく通してまるでビーズのように見えるというものです。
長野や南相馬市などで観測されましたが、田村市もちょうどギリギリのラインで、滝根の星の村では少しですが、ベイリービーズが観測されたそうです。

今日星の村天文台に行った時、大野先生方の撮影された写真をGETしたので皆様にもおすそ分けを。

福島からの贈り物です。

医療ばくと言う話

先日成人病検診をしてきました。
職場で毎年年に一回やってくれる胃ガン、心電図、乳がんなども含めたフルコース。
私はバリウムを飲むのが大の苦手で、毎年必ず発泡剤を飲み直しになります。
でも、やってもらえるだけありがたい話。
泣きながら毎年がんばってやっています。

そして、今年の乳がん検診、説明の紙に放射線被ばくの危険性について載っていました。

「危険性は極めて低いと考えられますが…(中略)若い人は利益と不利益をよく考えて受けることが必要です」

こんなこと前から書いてあったかなあ?
と考える事暫し。
おぼれていませんけど、原発事故後気にする人が多分増えたのかもしれません。

少し前に教えて頂いたお医者さんのコラムにもありましたが原発事故の被ばくと医療被ばくについては違い、良く考えて使われているとのこと。
武田氏のブログでも似たようなことが書いてありました。
より危険な病気を早期発見する為に、多少の被ばくを我慢するか、それとも医療被ばくも拒否するか。
物事には利益と不利益があって、どこかで折り合いを付けなければならないということなのでしょう。


でも、震災当初のレントゲン何分の1という表現はごまかしみたいで私も嫌いですけどね。

誰にでも撮れる携帯日食写真の撮り方 太陽からのハートマーク

5月21日金環日食の日。
私は5時30分に起きました。
外出することになるので、その前に犬の散歩を。
その頃はけっこう雲も多くて太陽も見えなくて
「これはダメかなあ」
と思ったのですが、空は結構明るかったので犬の散歩を終えた後、カメラと日食メガネと貰ったフィルムを持って出かけました。
今日は学校の子供達も時差登校で早めに集まって、日食観測をしたところが多かったようです。
そして、近くのホームセンターの駐車場に着いたのが6時30分少し前。
「やった! よく見える!」
思わずガッツポーズになりました。
雲が薄くなって太陽がはっきり見えるようになっていたのです。
眼鏡で観察すると既に欠けはじめていて、慌てて私は貰ったフィルムの入った封筒を取り出しました。
これは、見た目極薄のアルミのようなシート、というかフィルムが二枚封筒の中に入っているものでした。
前日、星の村天文台の大野先生から日食グラスのおまけに貰ったものです。
封筒の中に入っているのは、多分持ちやすくする為。
「このシートをピンと伸ばして太陽の方向に向ける。そうすると太陽がシートに写って見えるからそれをカメラで撮るんだよ」
というお話。早速やってみました。
最初のうちはどこに太陽があるのか解らなかったのですが、探していると丸い点のようなものが。
しかも確かに欠けている…。
「あ、これか!」
携帯のカメラを向けてその丸い点を撮るようにしてパシャ!
写真を撮りました。
それが昨日の生中継、その1の写真です。

これはいけそうだと思ってそれからブログにアップしながら撮影を続けました。
で、7時38分に金環日食。
とはいえ、もともと田村市は金環日食のラインの本当にギリギリでしたので、完全に円に繋がったのはほんのわずかの事。時間にして1分あるかないかくらいだったと思います。
もう少しはっきり行くかなあと思っている間に離れてしまいました。
数枚の写真もキレイな輪になったとはちょっと言い難くそこは残念。

そのままブログにUPしながら撮影を続け9時少し過ぎには太陽が完全に戻ってしまいました。
8時過ぎには私も仕事があるので観察を切り上げましたが。

で、結果的に撮った写真約30枚。
フィルムに光が写ったりしてピンボケしたりして、天体写真としては今一つアレですし、写真として現像すると画素数も足りずいろいろと粗も見えたのですが、携帯のカメラで素人が撮った割には日食の流れがちゃんと撮れていて日食のムードを楽しむには十分かなと思える写真が撮れました。
ネットでは携帯で日食の写真を撮るのは無理だとか、携帯が壊れるとか言われていたようですが、秘密兵器のおかげで私はけっこうイケました。
つい、上手く撮れたのが嬉しくて、友人知人にプリントアウトしてあげたり、子供達に展示して見せたりとか。
見た子供達の
「すげええ!」「にっしょくだ〜。これ見た!」
という声などを聴いてやったと思いました。

今年、なんでも田村市の小学校では全校生徒が日食グラスを貰ったのだとか。
寄付なのかどうかは解りませんが。
でも、子供達の楽しそうで、嬉しそうな笑顔を見て、きっとこの日は一生の思い出になるなあと、そんな日ができてよかったな、と心から思いました。


さて、ピンぼけ写真もよく見てみるとけっこう味があるもの。

私のお気に入りの写真は、生中継2でもアップしたこの写真です。
子供達に見せたら
「わ〜! 太陽のハートマークだ♪」

可愛いですよね。

金環日食その前の話。

私は割と天文が好きで、よくプラネタリウムに行ったり天文関係の本を読んだりしています。
その関係で、今回の金環食も早くから興味があったのですが、基本ずぼらなもので日食眼鏡を購入しようと思いつつ、購入しないまま、前日を迎えてしまいました。
それまではおもちゃ屋や、文具店、コンビニなどどこにでもあった眼鏡ですが、気がつけばもうどこにもなく、日曜日、私はあちらこちらを日食眼鏡を探して彷徨いました。
でも、見つからず、どうしようと思っていた時、ある場所にならあるかもしれないと気づいたのでした。
その場所とは、田村市滝根町星の村天文台。

滝根町は田村市の中でも自然資源に恵まれた町で、中でも「あぶくま洞」と「入水鍾乳洞」という二つの鍾乳洞は日本でも指折りの美しい鍾乳洞は観光の目玉です。
そのあぶくま洞はかなり高い山の上にあるのですが、その側にあるのが星の村天文台。
空気が澄んでおり、周囲に民家などが少ないこの地は天文観測にも最適の場所だったそうなのです。
福島県で一番大きな望遠鏡がありプラネタリウムもあり(田舎の施設なのでそれほど綺麗なところではありませんが)私はたまにここに通ってきていました。その関係でここになら日食グラスがあるかもしれないと思いつき、電話をかけ、あるとの返事を貰って私は日曜日、久しぶりに星の村天文台にやってきました。
天文台には天文ファンが多く集まり、明日の観測に向けて特殊な望遠鏡や放送機器の準備などをしていました。
玄関にはでっかいテルテル坊主。
明日天気になあれ、という思いが込められていたようでした。

そうこうしているうちに売店で日食眼鏡を発見。
購入するとそこの館長である大野先生が
「おまけにいいものをあげよう」
と不思議な封筒を下さいました。
デジカメや望遠鏡などで日食の写真が撮れる簡易遮光フィルターであるとか。
「これがあると携帯でもそこそこの写真が撮れるよ」
簡単に使い方を教えて頂き、練習もして、ついでにプラネタリウムも見て私は日食前日を過ごしたのでした。

日食撮影と、その後の話はまた明日。
でもこのフィルターの効果、マジで絶大でした。
大野先生、ありがとうございました(拝)

福島日食生中継 その10

そろそろ仕事なのでこの辺で切り上げます。
素人の携帯からの撮影としてはまあまあかなと自画自賛。

ご指導くださった星の村天文台 大野先生ありがとうございました。
今日活躍してくれた道具達にも感謝を込めて…
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