「まさ、起きて。」
「ん…カスミ、」
「ハイハイ。どした?起き上がれる?」
「……起こしてくれ…」
「んしょっ…と。」
「(ぎゅ)」
「うわあ!?まさ?なに?どしたの!」
「あったかいのう…」
「早朝当番で起きてたから…じゃないまさ、まさ朝からもう何寝ぼけてんの!」

仁王+音浅



日曜の朝からもう弟可愛いんだから!
今日の早朝当番は私です。
今日のシフトはこちら。

早朝当番…音浅
朝食当番…弦一郎さん
洗濯当番…精市兄さん
掃除当番…舞さん
風呂当番…赤也
夕食当番…比呂士君

となってます。



「朝から何をしてるんだお前達は。」
「僕妹的な展開を期待したんじゃがのう…」
「早く起きろ雅治。第一カスミはお前の姉だろう。妹なら俺の方だから俺がそういう展開になって然るべきじゃないのか?」
「二人して何言ってんの!ハイほら弦一郎さんのごはんだよ!」
「照れなくてもいいんだぞ?カスミ。」
「て、照れてませんハイほらいくよ!」
「くくくっ、わかったぜよ、着替えてから行くから待ってんしゃい。」

音浅+仁王+柳



「姉ちゃん焼き魚食べないんスか?」
「んー?食べるよ。赤也ほしいの?」
「二人とも魚がぐちゃぐちゃになっているぞ。」
「箸使いがなっとらんな。」
「ふあ…弦ちゃん、ひろくん、コーラ取って…」
「どうぞ?またこれだけなのですか?」
「うん…あ、そだ、姉ちゃん。ジャッカル、精市兄さん。」
「ん?何舞さん。」
「どうした?」
「舞なあに?」
「私新しいワンピースが欲しいな。」
「「「……………………」」」

赤也+音浅+柳+真田+謙崎+柳生+ジャッカル



経済担当は私と精市兄さんとジャッカルなんです。
一斉に黙っちゃいました。



「お前こないだもブーツ買ってもらってただろい!あのモコモコしたやつ!」
「だってもう一ヶ月経ったよ!」
「姉ちゃんを見てみろぃ!こないだやっとあった3000円のブーツ一足でこの冬乗り越えるんだぜぃ!?お前3つも持ってるじゃねえか!」
「だーから、ほしいのはニットワンピなの!ブーツじゃないし!話聞いてた!?」
「(ニットワンピ…)」
「(いくらくらいが相場かはしらんが…)」
「(うん、どうしようか。)」
「舞、わんぴーすが欲しいのか?良いではないか漫画くらい。」
「弦一郎、違うよ。ベタなボケはやめてくれない?虫酸が走るから。」
「俺も新しいヘアゴムほしいのう。マフラーも。」
「ま、まさも!?(ヘアゴムはともかくマフラーか…)」
「私もシャープペンが欲しいですね…」
「比呂士まで…」

ブン太+謙崎+ジャッカル+音浅+幸村+真田+仁王+柳生



「……行くか?デパート。」
「え?良いの!?」
「ああ、大丈夫だぜ、兄ちゃん頑張るからな…(給料日直後だし。)」
「うん、姉ちゃんも頑張るし、欲しいもの買いに行こ?(給料日まであと一週間くらいだし。)」
「そうだね。年頃の女の子だしね。(舞の頼みだし。)」
「やった!兄さん姉ちゃんありがとう!」
「じゃあ今日は皆でデパートだな。」
「うむ、では急がなくてはな。」
「ブン太にも中古のゲーム買ってあげるから、ね?」
「マジかよい!」
「舞、頑張って掃除と洗濯終わらせよう。」
「うん!超終わらす!」
「……いいのかジャッカル、カスミ、精市。(こそ)」
「いいよ、うまくサイクルで給料入るし。精市兄さんと蓮二が株で何とかしてくれてるんでしょ?」
「まあそうではあるが…」

ジャッカル+謙崎+音浅+幸村+柳+真田+ブン太



そうです。うちの家はサイクル式にお金が入ります。
ジャッカルが10日、私が25日、精市兄さんが5日。
最悪の場合の無銭生活が悪夢のように続くのを防ぐためです。
そのほかにも弦一郎さんが短期のバイトで稼いでくれたり比呂士君が家庭教師して稼いでくれたり、まさがよくわかんないバイトで稼いでくれたりします。
申し訳ないことにバイトで全身全霊頑張れないので、私とジャッカルが8〜9万、精市兄さんが深夜もたまに働くので12万ほど稼ぎます。
諸々入れて月に平均30〜35万稼ぐわけです。
勿論贅沢はさせられないけど…生活はなんとか送れてます。
弟妹のために姉ちゃん死ぬ気で文房具屋で働くよ!



「姉ちゃん?」
「あ、ああ…舞さん、どした?何欲しい?」
「ピンクと黒とどっちがいいかひろくんと精市兄さんに聞いたら、弦ちゃん巻き込んで喧嘩始まっちゃったんだけど…」
「はあ!?奴らは何やってんの!?」
「まさ兄は赤也とブン太いじめてるし、蓮二兄さんはどっかいっちゃった…」
「なんだってー…」
「カスミ、頼むもう俺には無理だ…」
「じ、ジャッカル!?何してんの皆!?」
「ヘッドフォンなんかしてっから状況把握できねえんじゃ…」
「姉ちゃんはどっちが良いと思う?」
「たまにはピンク…かな、」
「ほら!舞にはピンクが似合うよ!」
「いいえ!大人っぽい黒を私は推しますよ!」
「ど、どちらもたまら…いや、なんでも…」
「ほれ、おたまじゃくしじゃよ。半生じゃけども。」
「や、ややややめろよぃ、キモい!」
「は、半生とかって言わないで下さいッスよ!!」
「精市兄さんも比呂士君もやめる!両方舞さんには似合うから両方買います!弦一郎さんは鼻血をとめてください!まさも弱いものいじめしない、かわいそうでしょ!ブン太と赤也はさあおいで!ジャッカルは蓮二探してきて」
「よんだかカスミ。(白いふんわりワンピース)」
「なんつーモンもってんの蓮二」
「カスミ、着ないか」
「着ません、返してらっしゃい。ああもうとりあえずお前ら静かにしろおおおお!!」

謙崎+音浅+ジャッカル+幸村+柳生+真田+仁王+ブン太+赤也+蓮二



こんな家ですが、皆元気です。
元気すぎて、涙が出そうです。















高校生で8万も稼げるのかな…
幸村様と柳生の喧嘩は自重した。