ログイン |
左手がだめなら右手でいい ずっと読みたかった、ずっと探していた、 「うたかたの恋」を図書館で借りられました。 原題は「Mayerling」、1930年仏作家クロード・アネ著。 オーストリア帝国皇帝フランツヨーゼフと皇后エリザベートの息子、皇太子ルドルフと マリー・ヴェッツェラ男爵令嬢の心中事件がもとになっています。 原題のマイヤーリングとは、ふたりが心中した土地の名前です。 宝塚でも舞台化され、アリアも大好きな演目なのです。 この日本語訳本は絶版になっていて、 アリアが借りられたご本も1954年に出版されたものでしたの。 アリアが読みたいご本って、よく絶版になっているのよね… それにしても、60年以上に訳されたご本で、その上フランス文学だったので 読みにくいだろうな、と覚悟して挑んだのですけれど… 物凄く読みやすかったです! とても素敵でした…! 訳者は おかだ しんきち氏だったのですが フランス文学の翻訳で有名な方だったのですね。 このご本は確かに切ない恋のお話なのですが きゅんきゅんポイントもたくさんの可愛らしい恋のお話なのです* * ← → bookmark |