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2012.1.15 /一般書
光の楽園1
 光導僧リュートガルト
著/凉原みなと
発行/中央公論社
レーベル/C★NOVELS FANTASIA

優秀なる学僧リュートガルトは、教団の上級位である〈光導僧〉の資格を得ながら不祥事を起こして辺境の寺院へ送られる。教義に則り野良仕事に勤しんでいたある日、畑に男の死体が。麦が円形に倒れる「地霊の輪」の呪いのせいだと村人が脅える中、新任の郡朝刊ハガイは他殺と断定。彼に見込まれてしまったリュートガルトは、事件の謎を探る羽目に……。




不祥事って結婚詐欺なんですけど(留学費用がほしかった様子)、それで左遷されたくせに左遷先でも女遊びをやめるつもりはないようです。なんでまあ破戒僧ですが、まだあまりに若いわ根が真面目だわでうまく立ち回れないリュートガルトが主人公です。無駄に気は強いのでそれがさらに損な感じ。誰しも驚嘆せざるを得ないほどの美形でよかったですよね、ほんと(笑)
そんな感じの異世界ミステリーです。魔法やなんかは特にない様子。少なくともリュートガルトはそういうものを信じていなかったし、事件の真相にも関わりません。
事態は二転三転していくので面白かったです。まあ後半はおおむねリュートガルトの女癖の悪さが原因だったりするのですが、ハガイと協力しつつなんとか犯人を探り当てて、意外だったのはむしろその後なんですが……。
ラスト、あまりに予想外のところに落ち着いたので、こっからどうシリーズになるんだ…?としばらく悩んでしまいました。でもこのシリーズ、一作ごとに主人公が変わって行くんですね。あとがきでそれを読んで納得です。
リュートガルトやハガイも後々登場予定があるとかで、作品の随所に絡んでいた政治問題も大事になってくるようです。
なんか大きな話になりそうなので、続刊がどしどし出てくれるのを期待してます(´∀`*)


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