僕は、思い出す。

密封されたクリア・アクリル。

足もとには海水。

周期の長い波。

夜空のパノラマを、
僕は一晩中見ていたんだ。

機体は波に揺れて、
まるで揺り籠のようだった。

そう、僕は子供なのだ。

そして、これは棺桶。

久しぶりに、「悲しい」を思い出して、
僕の目から水が滲み出た。
とても珍しいから、
僕は思わず笑ってしまった。


―‥―‥―‥


僕はまだ子供で、

ときどき、右手が人を殺す。

その代わり、

誰かの右手が、
僕を殺してくれるだろう。


―‥―‥―‥―‥









本を読むのが嫌い(っていうかめんどくさいし眠くなるから読むのを放棄してしまう)


なのに、どんっどん
流れるように読めてしまって、

言葉が気持ち良く
思考に溶け込んでく感じ

イメージが頭の中で
ぽんっぽんっ
スライドショーで出てくる


余計な説明が無くって
素敵で好きな文体、

とっても綺麗


引き込まれた



すーごい好きだああぁ


絵が頭の中でどんどん出てくるのは
映画を観ていたってのもあるかも、
映画での映像だったし。


飛行機の戦闘シ-ン



あと四秒で相手は撃つ。
一、二、三。
右に反転。
同時にラダーもいっぱいに切った。
スナップ・ロール。
目の前に一瞬相手が来る。
右手が短く撃った。
左手がスロットル・ダウン。
両足でラダーを反転。
トルクで振り切ってストール。



ってな感じで
用語はよくわかんないんだけど←
戦闘の映像が想像出来て
臨場感、緊迫感でドキドキしちゃう!




映画をもう一回観ようと思って
TSUTAYAで借りて、

今日、本が読み終わったあとに
観ました。


とても繊細に作られていました

戦闘シ-ンは本ッ当にかっこ良くって、
音も凄くて(テレビの性能)

原作とは終わりが異なるのだけど
それで良かった




大人にならない
子供<キルドレ>のお話。


平和を噛み締めるために
戦争をショ-として見せる。

その戦争で戦うのがキルドレ達で、
彼らは殺されない限り死ぬことはなく
永遠に生き続ける存在です。

死んだとしても、
その人の癖、パイロットとしての性能
はそのままにして、
名前と容姿を変えてまた出てきます。
生まれ変わり的な。

だから記憶が断片的で、
はっきりしてなくて夢のよう、
その記憶が
自分のものである確信が無い。

毎日同じことの繰り返し。
終わりが無く。
空を飛び続ける。

そんな子供<キルドレ>のお話




もっかい読み直したい

スカイクロラはオススメすぎます。



戦争を知らない大人たちに捧げよう。
彼らの過ちは、三つある。
子供たちが自分たちから
生まれたと信じている。
子供たちより多くを知っている
と思い込んでいる。
子供たちがいずれ自分たちと
同じものになると願っている。
それら妄想の馬鹿馬鹿しさといったら、
戦争よりも悲惨なのだから。


スカイ・クロラ」森博嗣


本文引用しすぎですね、
好きすぎて。ごめんなさい。

話題:本の感想




そして次は「カラフル」
読みたいなー

「ナイン・ストーリーズ」も!