紅茶一杯。



飴とモブ
2016年11月15日 17:19

話題:二次創作文

※モブサイコ100
※本日の記念日ネタ
※芹沢さん甘党設定


「モブー。飴食う?」
って師匠が唐突に飴くれる。とりあえず手を出すモブ。くれたのはのど飴。
「買ったんですか?」
「貰った。エクボに。」
「えっ。なんでエクボが。」
手のひらの飴から師匠に視線を移すモブ。
「うろついてたら事故りそうなお婆さんを助けたらしい。不本意だって言い訳してたけど。」
ツンデレかよ、と笑う師匠。
「そんでお礼にくれたんだと。」
それを気恥ずかしいのか、食べられないからか、そこは解らないが師匠に押し付けたのだった。
「俺もあんまり飴食わないからな。季節的にもお前食っとけ。部活で掛け声出すしな。」
のど荒れるだろ?と、更に4個モブの手のひらに落とす。エクボは一体何個もらったのか。
「…ありがとうございます。」
実は脳感電波部のトメさん達からもオヤツに飴を貰っていたモブ。通学カバンの中に何個入ってたっけと少し焦る。
「師匠、あの。僕も飴を沢山貰ったので…お裾分けしていいですか。」
確かトメさんが鷲掴みでくれた。とモブは思い出し、消費に困って師匠に訊くと、師匠は
「お前…せっかく減らしたのに…」
と嘆きつつ、受け取ってくれる。
「来客用にしたらいいんじゃないですか。」
「補充したばっかなんだよな…」
茶菓子用の器がこんもりしているのを眺める二人。
「ただいま戻りました!」
飴を持て余していると外出していた芹沢さんが戻ってきた。
「おお芹沢、ご苦労だったな!ほら疲労には甘いものだ、飴食え!いっぱい食っていいぞ!」
と芹沢さんを歓迎し、いそいそと飴を押し付けに行く師匠。
驚きながらも素直に飴を食べる芹沢さん。
「ありがとうございます。あれ、でもこれ来客用のじゃ…」
「別件だから大丈夫だ、心配するな。ドンドン食え。」
いやそんなに食べれませんよ。と困惑する芹沢さん。
「飴は好きですけど、そんな一度には…」
という芹沢さんの言葉に反応する師匠とモブ。
「芹沢これ土産にもって帰っていいぞ!家でゆっくり食え。な!二度でも三度でも!」
「ええっ!?ちょっ 霊幻さん!?」
「芹沢さん、僕のもあげます。どうぞ。」
と、どさくさに持て余してる分を上乗せするモブ。
二人の迫力に困惑しつつ、両手いっぱいの飴を見てちょっと嬉しそうな芹沢さん。
そんな芹沢さんの姿にちょっと罪悪感を感じつつ和んじゃう師弟。





・のど飴の日でした。芹沢さん甘いもの好きだったら可愛いな。パフェとか可愛くて好きなんだけど勇気がなくて入れない食べれないとかで、言えないけどパフェ食べるの憧れてる芹沢さんとか可愛い。



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モブサイコ100




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