紅茶一杯。



エクボとモブ
2016年11月22日 12:10

話題:二次創作文

※モブサイコ100
※エクボはペットか否か。妖精ではない。
※本日の記念日


「今日はペットに感謝する日らしいぞ。」
新聞の片隅にあったミニコーナーを見ながら言う師匠。
「そうなんですか。エクボいつもありがとう。」
エクボに振り返り感謝を述べるモブ。
「ちょっと待てシゲオ。なんですかさず俺様に言うんだ。なんだよその流れは。」
ビキビキと青筋を立て怒りの表情でエクボが言う。
「感謝されてキレるとかタチの悪い悪霊だな。」
「悪霊ですからね。」
「実に悪霊らしいだろって、バカ。本当にいい加減にしろよ。どいつもこいつもひとをペット扱いしやがって。」
「だって妖精とは思いたくないし。」
「なんでだよ。こんなに愛らしいってのに。」
くるりと回転してかわいいアピールをするエクボ。
「おぇっ」
すかさず師匠がえずく。
「ぶん殴るぞ霊幻。」
師匠を凄むエクボ。の端っこを掴み引き寄せるモブ。
「感謝してるのは本当だよ。結構いろいろ、助けてくれたよね。」
ジッと見つめるモブ。気まずい顔のエクボ。
「俺様は、俺様の計略で動いてるだけだ。自分の為にやってるんだ。だから…」
「エクボ。ありがとう。」
真っ直ぐ見つめてくるモブの目は、エクボにはいささか居心地が悪かった。
モブの手をすり抜け、距離をとる。
「俺様は悪霊だ。油断大敵だぞ、シゲオ。気を許すとお前の大事なもん全部、取り上げちまうからな!」
と投げ捨ててどこかへ行ってしまった。
「なんだ、あいつ…」
二人でエクボが消えた場所を眺める。
「照れたのかな。」
「キレてたろ。」
しかしまぁ。と笑う師匠。
「なんだかんだ、アイツもモブには弱いよな。」
「?」
「わざわざ言う必要ないのに。」
師匠の言葉の意味が解らず、首を傾げるモブ。





・深夜のテンション怖い(昨日寝る前にテンションで妄想しました)。今日はペットたちに感謝する日でした。
個人的にエクボはマスコットかなと思ってる。もしくはゆるキャラ…


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