・銀魂
・銀高(♀)
・女体化注意
・銀さん視点
・キャラ崩壊すぎ
・シリアス気味
・意味不明
・ヤマもオチも意味も(以下略)
かなり酷い出来なので、とっても注意が必要です。
おkな方は追記へどうぞ。
回想だったり現在だったり時系列バラバラです。
銀さんと高杉は恋仲のような違うような
ああいう立場だからこそ、そんな関係にもなりきれない曖昧な感じで
「銀ちゃん!私あのりんご飴が食べたいアル!買ってヨ!」
「金は三人でちゃんと分けただろが!自分で買えコノヤロー」
俺はしっしっと手を振って、はしゃぐ神楽を追い払った。
ぼんやりと周囲を見回せば溢れんばかりの人、人、人。
家族やカップルが楽しそうに行き交う中で、俺は無意識にある人物を捜しちまう。
会える保証なんて微塵もねぇってのに。
でも…どっかにいる気がしちまうんだよな
『銀時』
人形みたいなキレーな顔で、そいつは俺の名前を呼ぶ。
『それ』
買ってくれとねだるでもなく、俺が持ってる綿菓子を見つめた。
淡々と必要最低限のことしか言わないが、ああこれが欲しいのかと俺は理解する。
『ほらよ』
手渡してやれば、舌で器用に絡め取られる綿菓子。
そんな様子がえらく官能的で、俺はいつも目のやり場に困った。
…高杉晋助。
女の身でありながら、今やこの世界における最上級の危険人物だ。
世間があいつを女と認識しているのか、女物の着物を着た酔狂な野郎だと思っているのかは知らない。
ただ確かなことは…あいつが今、俺の手の届かない所にいるって事実だけだ。
「あ、銀ちゃんがまた不幸そうな顔してるネ」
「神楽ちゃん…そんなあけすけに言わなくても」
「そんな顔してたら祭りに失礼アル。だから女にもモテないネ」
「ウルセーよ。お子様はさっさと遊んでこい」
正直、図星なだけに反論のしようがない。
ま、目の前の女一人守れねーんじゃあな。
…高杉は、まぁ見たまんま。
気丈な女で、誰かの手を借りることを極度に嫌がる。
昔から誰もが高杉のことを一目置いていたし、実質あいつは強かった。
……だからだ。
『―――っ!!』
俺の人生で最大の後悔の瞬間。
『たっ…高杉!高杉っ!?』
『落ち着け銀時!左目の傷が酷い!誰か止血布を早く!』
『高杉っ!お前がこんなとこでやられるタマかよ!おい!返事しろって!』
『よせ銀時!今は安静にせんといかん!傷ば悪化させるだけじゃ!』
『うるせえ!放せ!高杉!高杉ぃいっ!』
周囲を顧みずにあれだけ喚き散らしたのは、後にも先にも初めてだった。
自分でもわけがわからないままに、辰馬に押さえつけられながらも高杉に駆け寄ろうとひたすら泣き叫んだのを覚えてる。
…当然俺達は、それなりの覚悟でこの戦いに臨んだ。
怪我だってする。
………けどよ
なんで、こいつなんだ
高杉の白くて柔らかい肌が、吸い込まれそうになる瞳が
女のこいつが、なんで傷つかなきゃならねぇんだ…!
『………っせえ…』
『高杉っ!?』
『…はっ……大の男が、人の耳元で喚くんじゃねぇよ…』
…お前さ、あんな状況であの台詞はないんじゃないの?
あの時俺がもっとお前のことちゃんと見てればって、後悔の渦のど真ん中だったんだからよ。
けどいくら時が経っても変わらねーんだな。
気丈で頑固で無愛想で、掴みどころがなくて祭り好きで…
お前はいつだって、綺麗な女だよ。
………あーあ
こんなちっぽけな祭りでここまで感傷に浸っちまうなんて、どうかしてるぜ
「俺もなんか食うか。じゃー手始めに…」
「…綿菓子」
「―!?」
期待と願いと…なんだ、思惑が叶った時の心臓の高鳴り方。
「高杉…」
「呆けた面してんなよ。人を化け物みてェに」
クク、と小さく笑う目が唇が声が、俺の全部を持ってっちまう。
手を取れば、その小ささに胸が締め付けられて
久々に触れる白い肌に、会えずにいた時間が酷くもどかしい。
「お前、また痩せた?」
「さァな」
「銀さん的にはもうちょっとあるとこあった方が嬉しいんですけど」
「知るか」
…このぶっきらぼうなとこ、かわいくねーったら
「なぁ高杉」
「…なんだよ」
「好きだ」
「はあ!?」
突如思いつきの言葉を紡げば、少ーし違った反応が返ってくる。
…うん、かわいいじゃねーの
俺はさ、高杉
ほんとはお前がこうしてまだ、この世界に抗ってることをよしとしない
でもお前は、構わずその身を危険に晒し続けるから
「高杉」
「………何」
俺は、お前を守るただ一人の男でいてぇんだよ
好きだ
好きだ
正面きっていつでもこの言葉が言える日を、俺は願い続ける
手ェ繋いで
笑って
…で、お前の好きな祭りに二人で行けるような日を
終
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すいませんでした!(土下座)
もう意味がわからない!
ぐだぐだすぐる!
とりあえず銀さんベタ惚れじゃねーの的な
でもまぁ高杉もまんざらでもないんですよ←
…なんか当初書きたかったものとだいぶかけ離れてしまったorz
いろいろと説明(左目負傷のこととか)してたらただの意味わからんだらだらシリアスになっちまうし…
もし懲りずにまた書くとしたら甘々か甘ギャグがいいです(…)
ここまでお付き合いくださった方、本っ当にありがとうございました!!!
話題:二次創作小説