明日から4日間の夏休みなので、仕事帰りに久しぶりに図書館へ寄りました。

図書館で借りました

借りた本は、恒川光太郎『私はフーイー 沖縄怪談短篇集』、小川洋子『最果てアーケード』、長野まゆみ『45°』、湊かなえ『少女』の4冊。

恒川さんの本は久しぶりに読みます。彼の描く濃厚な怪しい世界が好き。本当は『金色機械』が読みたかった。小川洋子さんと長野まゆみさんは昔から大好きな作家さん。長野さんの『45°』は、美しい少年を描いていた頃の雰囲気とはだいぶ違う感じがする。湊さんは『告白』しか知りません。『少女』というタイトルには惹かれずにはいられない。

ひとりの男性とともに図書館を出た。彼の手には小振りな手提げが握られていて、丁度1冊分の厚さがあるように見えた。この人はこのたった1冊を、丁寧に大切に読むのかなあなんて想像して、なんだか羨ましくなった。