6月と7月の計2回、小学校で授業をさせていただいたのですが、昨日は逆に子供たちがクラスごとに私も楽しめる企画を考えてくれていて、私はそのイベントに参加してきました。
あるクラスは私が授業の時「私は博物館に行ってもたいていのものはガラスケースに入ってるからそこにどういったものが展示してあるかわからないんだよね。
だから、、みんなのほうが知ってることもたくさんあるし私はみんなから教えてもらいたいはと思うこともあるんだよ。」といった感じの話をしたのを覚えてくれていて、恐竜の形やスダン触ることができない生き物の形を粘土で再現したものを触らせてくれたんですよね。
しかもそれと関連したクイズを出してくれて、どうやったら私の印象に残りやすいかを考えてくれたんだなということがよく伝わってくる企画でした。
他にもクラスごとに伝言ゲームやなぞなぞ等といったゲーミを企画してくれていたり、見えなくても楽しめる解説付きの劇を考えてくれていたりと本当に楽しい時間を過ごさせてもらってきました。
劇の台本も子供たちが考えてくれたらしいのですが、歩きスマホをしている人に私がぶつかってしまい、白杖を落としてしまう場面など、実際に起こりうる問題の特徴を本当によく捉えていて面白かったなあ。
あと、子供によっては移動の際の手伝いや周りの状況を伝えてくれる子もいて、ただただ感心しておりました。
小4とは思えなかったなあ。
いやもしかしたら、まだ子供だからこそ壁を作らず寄ってきてくれるところもあるのかもしれないですね。
また、イベントのあとには子供達からたくさんの手作りプレゼントをいただきました。
たとえば、折り紙で作った花束、ビーズもストラップ、絵本を点訳してくれたもの、折り紙のメダル、カニ千本の立体模型、あとはたくさんの点字の手紙などそれはもう持ちきれないほど笑。
点字の手紙は解読不能なものもあったけど、それもご愛嬌だよね。
いやあ、疲れたけど有意義な時間でした。
そして、なによりも企画の端々から私の話を聞いて子供達なりに感じ取ってくれていたことがよく伝わってきて、授業に携わらせていただいてほんとによかったなと思うことができました。
また、授業の企画をきっかけに仲良くなれた後輩たちもいて、その出会いも私にとっては貴重なものになったと思っています。